若はげ君が最近増えました。はげ(薄毛)について予防法や育毛・発毛のコツをお届けします。
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1)外用薬の育毛剤は大きく3種類に分類女性ホルモンを含むもの 毛細血管を拡張させる作用のもの フロジン液・・・保険適応リアップ、ロゲイン(成分名ミノキシジル)・・・保険不適応毛根に栄養を与える作用のもの 黒誕彩、毛髪力、ペンタデカン、その他・・・保険不適応 いずれも35歳~60歳までのいわゆる中年の、頭頂部の脱毛にはある程度有効ですが、20歳代の若年者の脱毛には効きにくい特徴があります。若年者では、生活の不摂生・ストレスなどの悪影響が、抜け毛の大きな要素となっているようです。 2)育毛剤の上手な使い方 最近、さまざまな研究の結果、ある程度効果の期待できる育毛剤が市販されるようになってきました。しかし、数年間同じ種類の育毛剤を続けて使用すると、ある時点から急速に効果が落ちてきます。それを防ぐためには、ある一定期間使用を中止するとか、異なった育毛剤を使用するとかの、工夫が必要となります。これは、同じ肥料ばかり連用したのではその効果が減少していく、畑の作物とも似ています。 患者さんに聞いてみますと、抜け毛の進行は段々ゆっくり進むのではなく、あるとき急速に進行して、しばらくはそのままの状態が続きます。そしてまたあるとき、一気に抜け毛が進行することが臨床的に多いようです。したがって、進行する時期を見計らって、うまく育毛剤を使用するのも一計だと思います。 体と同じように、髪の毛も“夏やせ”します。そして、発汗の多い夏には、育毛剤の効果も落ちます。したがって、私は今までの経験から、発汗の多い夏には保険の適応になるフロジン液などを使用して、秋から春にかけてその他の育毛剤を使うように勧めています。
PR 4)ストレス
ここでは、潜在意識下ストレスについて少しばかり説明します。人間は誰でも夢・希望・目標・生き甲斐を見つけて生きています。ところがその設定が大きすぎたり、その途中でエネルギーが少なくなって、心に不安・心配などが生まれることがあるはずです。このようなときに、どのように反応するでしょうか? ある人はさっさと諦めるでしょう。しかし、諦めずに黙々と頑張り続ける人もいるでしょう。それは人それぞれでしょうが・・・・ 数年前の大ベストセラーになった『脳内革命』を思い出していただきたいのです。人間は、諦めずに頑張ると決めた時点から、脳内でドーパミン・エンドルフィンなどの覚醒剤に似た物質を作り出す能力があるのです。これが分泌されれば、体は軽快に動き、疲れは感じなくなり、更に非常に気持ちのよい状態になります。そのような働きによって、どんどん頑張って行けるわけです。この状態が一概に悪いというわけではありませんが、これもほどほどにしないといけません。この状態が長く続きすぎれば、ほとんど覚醒剤中毒のようなものです。 万事真面目で律儀な日本人には、こんな性格の人が多いように思います。こんな仕事中毒(ワークホリック)で尚且つ抜け毛に悩む患者さんには、このようにアドバイスしています。『1日は24時間で、体は1つしかありません。少し気楽に人生を楽しんではいかがですか?』『あまり頑張りすぎると、性格は悪くなるし体に病気も出ますよ。』 3)生活環境
ご存じかも知れませんが、髪の毛の成長は夜間に行われて、昼間は成長しないのです。これは、昼間は血液が、脳・筋肉・消化器等に比較的多く循環していて、夜間では、骨・皮膚に多くの血液が循環するようにできているからです。そして、夜間皮膚に十分な血液が流れることにより、毛の成長が行われるのであります。これらのシステムは、実際の行動だけではなく、体内時計にも支配されています。したがって、昼夜の逆転生活・夜更かし等は、抜け毛のためには良くありません。
1)髪の毛の特性
2)性ホルモン
一般的に、男性ホルモンが多いと毛の量が多くなり、女性ホルモンが多いと毛の量は少なくなります。しかし、頭頂部(頭のてっぺん付近)の毛については少し様子が異なり、体の毛は濃いにもかかわらず、頭頂部だけ毛の薄い人も多く見かけます。このような人(多くの抜け毛で悩む人)では、ホルモン的にはどのようになっているのでしょうか? 実際は、頭頂部にも男性ホルモンはどんどん分泌されているのですが、その部分の毛のホルモンレセプターが反応しなくなっているのです。このメカニズムについては、まだ不明です。 余談として、昔中国の宦官(宮廷に仕えるため、睾丸を除去した者)の話です。頭の毛が薄くなってから宦官になった人は、薄くなった髪の毛は戻らなかったそうですが、若くして髪の毛がフサフサした状態で宦官になった人は、終生髪の毛はフサフサした状態であったそうです。 このような訳で、ホルモンの問題として抜け毛をとらえてみると、頭の毛が薄くなってしまってから、女性ホルモン・男性ホルモンだけで、髪の毛をもとに戻すことは不可能なのです。
自毛移植手術
自分自身の毛髪を脱毛箇所に移植する美容外科手術である。自分自身の組織を移植するため、免疫拒絶反応が起こらない安全性の高い手術である。また本物の生きた毛髪であるため、日々成長し続け、抜けてもまた生えかわり、一度手術をした後はメンテナンスは不要である。 男性型脱毛症では、脱毛を起こすのは頭頂部と前頭部であり、後頭部の毛髪は生涯脱毛を起こすことはない。この毛根の性質は遺伝子的に決まっているものであるため、人体の他の場所に移植しても変わることがなく、毛を生やし続ける。このような皮膚の特性は奥田庄二医師が1939年に発見した。この性質を利用して、後頭部の毛髪を、毛根と周囲の皮膚ごと脱毛箇所に移植すると、移植した毛髪は生涯毛を生やし続ける。これが自毛移植手術である。 このような手術は米国では1970年代から広く実施されてきた。しかし初期の移植技術では、髪と皮膚の色の違いが大きい黄色人種に施術すると移植した毛が不自然に見えてしまったため、自毛移植手術の原理を発見したのが日本人であるにもかかわらず、日本ではほとんど実施されることがなかった。 しかし近年、移植元となる毛髪がある皮膚(ドナー)を毛髪2~3本ごとの小片(グラフト)に株分けして、禿げている箇所に分散配置するマイクログラフト法が開発された。この方法では、ドナーの皮膚で脱毛箇所を置き換えるというよりも、グラフトの毛髪を成長させて脱毛箇所を覆い隠すという考え方になる。さらに数千本の毛髪を一度の手術で移植するメガセッションが可能になったことで十分な密度を得ることができるようになり、黄色人種への施術ができるようになった。日本でも、米国で高い評価を受けているNHTクリニックの技術を導入した紀尾井町クリニックが1998年に東京で開業して以来、自毛移植手術が徐々に広まってきている。 現在の医学では、自毛移植手術が脱毛症の最終的解決手段と考えられるが、以下のような問題点がある。
なお、費用以外の問題は、幹細胞培養による毛髪のクローニングが実用化されれば解決されると言われている。 |
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